かべなしクラウドで情報共有の壁を取り払う!IT特化事業所が選んだ、利用者一人ひとりに寄り添う業務支援ソフト
- calendar_month 使用開始2024年
- person 使用人数12名(2025年8月時点)
ITスキルに特化した就労支援事業を行う、福岡県北九州市の株式会社あいふろいで。ここでは、相談支援、就労継続支援A型・B型、就労移行支援、就労定着支援、就労選択支援と幅広く多様な働き方に対応できる事業を行っています。
今回はグループ企業4社で代表を務める吉谷様と、就労継続支援A型A-FROIDEの職業指導員丸吉様に、かべなしクラウド導入の経緯と効果を伺いました。
課題
- 職員間や事業所間の情報共有がしづらい
- 以前のソフトは複数個所に同じ情報を入力する必要があり、手間がかかる
決め手
- 以前のソフトよりも情報共有がしやすい
- 操作画面が見やすく、記録が簡単にできる
効果
- 情報共有が円滑になり、利用者の対応方針や支援に活かせる
- 個別支援計画やモニタリングの管理が効率化した
- 電子サインや工賃計算機能で管理業務が効率化した
「入力作業の手間を、本来の利用者様支援に充てたい!」現場職員の「声」がソフト変更のきっかけでした
事業所の特徴を教えてください
吉谷様:株式会社あいふろいで は、IT特化型の就労継続支援施設として“1000人の障害者をはじめとする無職、ニート、フリーターをエンジニアにする”ことを目標に掲げ活動しています。多くの生きづらさを抱える方々がITスキルを習得することにより、自立した生活を目指せるようトータルサポートを提供しております。
ソフトの変更を検討した理由を教えてください
吉谷様:『かべなしクラウド』を導入したきっかけは、現場で働く職員の「声」でした。従来のツールでは複数人での円滑な情報共有が困難な上、二重入力といった手間も発生しておりました。
「こうした時間を、本来の利用者様支援に充てたい」という職員の強い想いを受け、導入を決定いたしました。
職員間・事業所間での情報共有が課題でした
かべなしクラウド導入前はどのような課題がありましたか?
丸吉様:あいふろいでには福祉職だけでなくエンジニアも在籍しており、両者の視点で利用者さんを支援しています。そのため、より効率的な情報共有が求められていました。
以前使用していたソフトは、複数箇所に同じ情報を入力する手間と、職員間や事業所間で情報共有がしづらいことが課題でした。利用者の状況に合わせ、複数のサービスをまたいで関わることが多いため、事業所間で情報が正しく伝わらず、同じことを何度も質問してしまうことが起きていました。
直感的な操作で、記録作成と情報共有がスムーズに。利用者支援にも好影響
導入の決め手となった点を教えてください
丸吉様:以前のソフトよりも操作画面が見やすく記録が簡単にできることと、情報共有が非常に容易になったことが導入の大きな決め手となりました。
かべなしクラウドの操作画面は、目に優しい色合いと穏やかなデザインで、直感的に操作できる点が気に入っています。頻繁に記録を取るので、画面が見やすいのはありがたいです。
記録管理も非常に効率的になりました。特に個別支援計画や支援内容、モニタリングの一括管理がとてもしやすいです。利用者情報の管理も容易で、画面の設計から「障害福祉の現場をよく知っている方が作ったソフトだな」と感じられます。
テンプレート機能で記録作成が簡単にできる点や、検索機能で必要な情報をすぐに確認できる点も便利です。かべなしクラウドを導入してからは、以前よりも職員間の情報共有がスムーズになったと感じています。
日々利用者支援を行いながら記録を作成するため、時間配分が難しい福祉の仕事において、いかに効率的に、濃い情報を取得するかが重要です。かべなしクラウドなら、それが叶います。
他に便利に感じている機能はありますか?
丸吉様:B型事業所のサービス管理責任者からは、電子サインや工賃計算機能が非常に便利だと評価されています。以前のソフトでは紙の実績記録票に印鑑や手書きのサインをもらっていたのでとても大変でした。
現在は打刻と同時に電子サインを受領し、必要に応じて印刷できる点が便利です。工賃計算もかべなしクラウド内で一元管理できるので、利用者の作業工数の管理がしやすくなったと聞いています。
社会変化に柔軟に対応し、これからも安心して自立を目指せる支援体制を確立します
今後の展望を教えてください。
吉谷様:弊社では現在、「就労継続支援A型(えーふろいで)」「就労移行支援(移行ふろいで)」「就労継続支援B型(びーふろいで)」「就労定着支援(定着ふろいで)」「相談支援(相談ふろいで)」の5つの事業を展開しています。
2025年11月には新たに「就労選択支援」事業を開始し、利用者の皆様が更に安心して自立を目指せる支援体制を確立してまいります。利用者様と職員が増え、ますます活気の増してきた「あいふろいで」として、今後も社会の多様なニーズや新たな取り組みに柔軟に対応していきます。
丸吉様:私は生活支援員と職業指導員を兼任しており、IT特化事業所として利用者の方のメンタル面だけでなく、技術面での悩みにも深く関わっていきたいと考えています。一人ひとりの状態をしっかりと把握し、職員間で情報を共有することで、利用者のステップアップや就労につながる支援を実践していきたいです。