タブレットで場所を選ばず簡単記録!かべなしクラウドで生まれた時間で新たな挑戦へ。
- calendar_month 使用開始2025年
- person 使用人数45名(2025年11月時点)
埼玉県で就労継続支援B型事業所を運営する「公益社団法人やどかりの里 あゆみ舎」様。
1992年の創業以来、地域に根差した活動を続け、利用者の得手・不得手に配慮した軽作業(検尿キットの作成など)やパソコン解体などの事業を行っています。
歴史ある事業所がシステム導入に踏み切った背景や、かべなしクラウド導入によって生まれた「新たな挑戦」への余力について、責任者の堤様にお話を伺いました。
課題
- 記録・情報共有にタイムラグが発生していた
- 情報共有に漏れがあった
- 紙での記録は記入・閲覧できる場所や時間が限られていた
決め手
- ソフトの柔軟性が高く現場の使い方にあっていた
- 初期投資がほぼ不要で、導入のハードルが低かった
- 導入時のデータ入力代行などサポートが手厚く負担が少なかった
効果
- タブレットで場所を選ばず記録でき日々の事務作業が効率化した
- 業務に余力が生まれ、利用者の「得意」を見つける支援に注力できるようになり、新たな生産活動の開拓が可能になった
1992年創業。利用者の「生活のリズム」を整える場から、得意を活かすことのできる場へ
こちらの事業所について教えてください。
当事業所は1992年1月に始まり、現在の場所は引越しをして3箇所目になります。一番初めは長屋のような場所で、仕事もなかなか手に入らず、大家さんの犬の散歩をしたこともあったんです。
元々は一般就労を目指す方のサポートの場として立ち上がりましたが、毎日就職活動をするわけではありません。障害のある方にとって「生活のリズムを整え続ける」ことは非常に重要ですので、日々できる軽作業などを導入し、現在に至ります。現在は登録者数45名ほどで活動しています。
多忙な業務の中で発生する記録の課題と、紙運用の限界
かべなしクラウド導入前の課題を教えてください。
一番の課題は、「いかに効率的に記録を取り、共有するか」という点でした。日々すごく忙しい中で、伝えようと思ったことも後回しになり、しまいには忘れてしまうこともあります。それが支援に影響することを懸念していました。
また、紙ベースの運用では、個人情報保護の観点から、記録を取り出す際に「周りに人がいないか」を確認する必要があり、限られた場所と時間でしか作業ができないという制約がありました。
請求業務に関しても、手書きの出勤簿をデータに起こし、計算して突き合わせる「月締め作業」が大きな事務負担となっていました。
決め手は「いい感じのアナログ感」。現場に寄り添う操作性とコスト
導入するソフトはどのように決めましたか?
他社製品とも比較検討を行いました。他社からはパンフレットが届いたりもしたのですが、ソフトによっては機能が多く、「現場では使いきれない」「設定が複雑そう」と感じる部分がありました。
その点、かべなしクラウドは「いい感じのアナログ感がある」と感じたのが決め手です。機能に柔軟性があり、急ぎの時には自由記述欄にバーっと書けるなど、これまでの手書きに近い感覚でも使える点が現場の視点ややり方に合っていて、手書きからの移行も簡単でした。
また、初期費用無しで導入できるコスト面のハードルの低さも大きな要因でした。導入時にデータ入力を代行してもらえるなど、サポートが手厚かった点も助かりましたね。
事務作業の効率化で、利用者の「得意」を伸ばす支援や新事業への挑戦が可能に
実際にかべなしクラウドを導入されて、どのような効果がありましたか?
記録や集計にかける時間が効率化され、本来やるべき支援業務にさらに時間を割けるようになりました。
タブレット化によって場所を選ばず記録ができるようになり、毎日の入力で月締め作業の手間も省かれました。以前のように「手書きの計算・確認」に追われることもなくなりました。
空いた時間は、利用者さん一人ひとりの「得意なこと」を見つけて実現していく支援に使えています。例えば、表現活動を通じた商品作りなど、その人の表現力を生かす活動に時間を割けるようになったことは、導入の効果だと感じています。
利用者一人ひとりの「得意」と「収入」を支える場へ
最後に、今後の展望を教えてください。
かべなしクラウド導入で生まれた時間を活かし、福祉の現場の使命である「その人の得意なことを理解し、実現させていくこと」により一層注力していきたいです。
今も利用者さんの表現活動を活かしたアート作品や商品作りなどを進めています。法令遵守や事務作業はもちろん大切ですが、本来私たちが時間を割くべきなのは、こうした利用者さんのやりがいや可能性を広げる活動だと思っています。
また、作業能力が高い利用者さんも多いため、そこに見合った工賃をお支払いできるような、新た生産活動の開拓や、以前はお断りしていたような新しい事業への挑戦もしていきたいです。
今後も利用者さんの生活と働く喜びを支えるために尽力していきたいですね。