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就労選択支援員養成研修とは?支援員になるために必要な研修を徹底解説!

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就労選択支援員養成研修とは?支援員になるために必要な研修を徹底解説!

就労選択支援は、令和7年(2025年)10月から提供が開始される新しいサービスです。

この記事では、就労選択支援の人員配置要件である選択支援員について、受講が必要となる就労選択支援員養成研修の内容や受講の流れ、申し込み方法などをくわしく解説します。

就労選択支援のサービス提供の準備をされている方は、是非最後までお読み下さい。

就労選択支援員になるには

就労選択支援員になるには、「就労選択支援員養成研修」の修了が必要です。

就労選択支援員養成研修とは

就労選択支援員養成研修とは、就労選択支援において専門的な支援を提供する「就労選択支援員」を養成するための研修です。

就労選択支援員養成研修は厚生労働省が主催しています。

研修の内容

就労選択支援員養成研修は、オンデマンド講義と対面演習の組み合わせで実施されます。

オンデマンド講義は、指定された期間内にPCやタブレットからオンラインでWeb動画を視聴して学習します。各オンデマンド講義に内容の理解度を確認するための確認テストが設けられ、満点を取得する必要があります。

対面演習は、オンデマンド講義で得た知識を基に、実際の事例を用いたグループワークやロールプレイングを通じて、実践的なスキルを習得します。

就労選択支援員養成研修の内容と時間はそれぞれ以下の通りです。

研修内容 オンデマンド講義 対面演習
1. 就労選択支援の目的と役割 60分 -
2. 就労アセスメントの目的と手法 90分 -
3. ニーズアセスメントの手法 60分 60分
4. アセスメントシートの具体的活用 60分 120分
5. 関係機関との連携 60分 -
6. アセスメント情報の整理と活用 30分 120分
合計 6時間 5時間

対面演習のカリキュラムは以下の通りです。

時刻 対面演習(カリキュラム)
9:10~9:30 受付開始
9:30~9:40 オリエンテーション
9:40~10:40 ニーズアセスメントの手法
10:40~10:50 休憩
10:50~11:50 アセスメントシートの具体的活用(前半)
11:50~12:50 昼休憩
12:50~13:50 アセスメントシートの具体的活用(後半)
13:50~14:00 休憩
14:00~15:00 アセスメント情報の整理と活用(前半)
15:00~15:10 休憩
15:10~16:10 アセスメント情報の整理と活用(後半)
16:00~16:15 インフォメーション・研修修了

引用元:就労選養択支援成研修員のご案内より作成

研修受講の流れ

就労選択支援養成研修の受講の流れは以下の通りです。

  1. 研修申し込み
  2. 受講可否通知
  3. 動画視聴(オンデマンド講義)
  4. 対面演習受講
  5. アンケート回答
  6. 修了証発行

研修の申し込み方法

就労選択支援員養成研修は、厚生労働省が設ける専用サイトから申し込みが可能です。

就労選択支援員養成研修専用サイト(申し込みはこちら)

研修実施回によって募集期間、日程、会場、定員などの開催情報が異なるので注意しましょう。

研修実施回 申込開始日 申込終了日 動画視聴期間 対面演習実施日 会場
第1回 令和7年5月26日(月) 令和7年6月4日(水) 令和7年6月9日(月)~ 令 和7年6月30日(月) 令和7年7月4日(金) 戸山サンライズ
第2回 令和7年5月26日(月) 令和7年6月4日(水) 令和7年6月9日(月)~ 令 和7年6月30日(月) 令和7年7月5日(土) 戸山サンライズ
第3回 令和7年6月19日(木) 令和7年7月5日(土) 令和7年7月9日(水)~ 令 和7年7月30日(水) 令和7年8月3日(日) 戸山サンライズ
第4回 令和7年6月19日(木) 令和7年7月5日(土) 令和7年7月9日(水)~ 令 和7年7月30日(水) 令和7年8月4日(月) 戸山サンライズ
第5回 令和7年9月12日(金) 令和7年9月29日(月) 令和7年10月3日(金)~ 令 和7年10月24日(金) 令和7年10月30日(木) 戸山サンライズ
第6回 令和7年9月12日(金) 令和7年9月29日(月) 令和7年10月3日(金)~ 令 和7年10月24日(金) 令和7年10月31日(金) 戸山サンライズ
第7回 令和7年10月28日(火) 令和7年11月13日(木) 和7年11月17日(月)~ 令 和7年12月8日(月) 令和7年12月12日(金) 専売ビル
第8回 令和7年10月28日(火) 令和7年11月13日(木) 和7年11月17日(月)~ 令 和7年12月8日(月) 令和7年12月13日(土) 専売ビル
第9回 令和8年1月6日(火) 令和8年1月22日(木) )令和8年1月26日(月)~ 令 和8年2月16日(月) 令和8年2月20日(金) 戸山サンライズ
第10回 令和8年1月6日(火) 令和8年1月22日(木) )令和8年1月26日(月)~ 令 和8年2月16日(月) 令和8年2月21日(土) 戸山サンライズ

引用元:就労選養択支援成研修員のご案内より作成

研修の目的

就労選択支援員養成研修の目的は、就労選択支援員として必要な専門的な知見やスキルを習得することです。

具体的には、就労選択支援の理念を深く理解するとともに、利用者の適性把握、地域の雇用情報、利用できるサービスに関する専門知識を身につけます。

さらに、就労アセスメントの手法や利用者のニーズ把握、支援計画を通じた関係機関との連携に関する基本的なノウハウを習得し、利用者が自分に合った働き方を選べるようサポートできるようになることを目指します。

受講対象者

就労選択支援員養成研修の受講対象者は、基礎的研修を修了していること、または障害者の就労支援分野の勤務実績が通算5年以上あることです。

基礎的研修とは

基礎的研修とは、雇用と福祉の分野を横断する基礎的な知識とスキルを付与することを目的とした研修です。オンラインで動画を視聴するオンデマンド研修と、地域障害者職業センターでの集合研修のすべての科目を履修することで修了します。

基礎的研修は、厚生労働省所管の独立行政法人であるJEED(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構)が主催しています。

JEEDのHPのこちらから申し込みが可能です。

障害者の就労支援分野の勤務実績が通算5年以上の条件

障害のある方の就労に関する直接的な支援業務に、合計で5年以上従事している経験を指します。

具体的に勤務実績として認められるのは、以下のような事業所や機関での「直接処遇職員」としての経験が該当します。

  • 就労移行支援事業所
  • 就労継続支援事業所A型
  • 就労継続支援事業所B型
  • 就労定着支援事業所
  • 障害者職業センター(職業カウンセラー、職場適応援助者など)
  • 障害者就業・生活支援センター(就労支援員、生活支援員など)

これらの事業所で、利用者に対して職業指導、生活支援、就労相談、アセスメント、職場への定着支援といった、直接的に就労に関わる支援業務を行ってきた期間が対象となります。

「通算」 とは、連続している必要はなく、複数の事業所での勤務期間や、途中にブランクがあっても、合計で5年以上になればよいという意味です。

就労選択支援員養成研修の受講を検討されている方は、ご自身のこれまでの職務経歴がこの要件を満たしているか、詳細を確認しましょう。

経過措置

令和9年度末(2028年3月末)までは、次のいずれかの研修の修了者は基礎的研修と同等以上の研修を修了している者として、就労選択支援員養成研修の受講対象者となります。

JEED(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構)が主催する研修
各都道府県が主催する研修
  • サービス管理責任者研修専門コース別研修(就労支援コース)
  • 相談支援従事者研修専門コース別研修(就労支援コース)

各都道府県が主催している研修の詳細は、障害福祉課など行政部署や、社会福祉協議会に問い合わせるとよいでしょう。

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まとめ

今回は、令和7年(2025年)10月からはじまる就労選択支援の人員配置要件である選択支援員について、必要となる養成研修の内容や受講の流れ、申し込み方法などを説明してきました。

選択支援員になるには研修の受講が必要ですので、就労選択支援事業の開業をお考えの方は、早めの申込・受講がおすすめです。

あわせてこちらの記事を参考にしていただき、要件を満たせるよう準備を進めていきましょう。

こちらの記事も読まれています 就労選択支援事業とは?サービスの概要や要件をわかりやすく解説!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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株式会社エス・エム・エス 執筆:かべなしメディア編集部

事業者への記録・請求ソフト導入支援経験者や、障害福祉・介護業界に長く携わるメンバーが在籍。障害福祉サービス事業所の開業、経営、日々の運営業務に役立つ情報を発信しています。

※掲載内容はすべて記事公開時点のものです。

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