「親なき後」に安心できる居場所を作りたい― タブレット記録で実現した、想いを形にするグループホーム運営
- calendar_month 使用開始2025年
- person 使用人数5名(2026年7月時点)
課題
- 新規グループホームの立ち上げにあたり、手書き記録による情報の属人化や伝達ミスに不安を感じていた
- タブレット端末を利用して、日報などの記録をスムーズに入力できる環境を必要としていた
決め手
- タブレットを使って直感的に記録できる操作性を評価した
- システムの初期費用・月額費用に加え、レンタルタブレット端末の準備コストも抑えられる点にメリットを感じた
- 自前で端末を揃える手間を省ける、タブレットレンタルサービスの存在が決め手となった
効果
- 誰が入力しても均一で読みやすい記録となり、スタッフ間の正確な情報共有が実現した
- タブレットでの入力が現場の負担にならず、スムーズに記録業務を定着させることができた
「親なき後」も安心して暮らせる場所を。10年越しの想いが結実したグループホーム設立
法人の概要と、新たにグループホームを設立された背景について教えてください。
当社は2016年7月に居宅介護や移動支援の訪問系サービスからスタートし、現在は生活介護や相談支援など、複数の障害福祉サービスを展開しています。そして2025年10月、長年の目標であったグループホームを開設しました。
私が福祉の事業を立ち上げた根本的な理由は、重度の障害を持つ自身の娘の存在です。私自身はこれまで全く違う業界で働いており、福祉の現場経験はありませんでした。しかし娘の将来を考えた時、『親なき後も安心して暮らせる理想の居場所を、誰かに任せるのではなく自分で作るしかない』と考え、開業を決意しました。
私と同じような悩みを抱える親御さんが、安心して我が子を預けられる場所を作りたい。その強い想いがすべての原動力になっています。今回開所したグループホームは、障害支援区分5や6といった重度の方を中心に受け入れており、手厚い人員配置で日々の生活をサポートしています。

ソフト選びの絶対条件は、「タブレットで簡単に記録が取れること」
かべなしクラウド導入前の課題を教えてください。
グループホームの開設にあたり、ソフト選びで最も重視したのが「タブレットで簡単に記録が取れること」です。
福祉の現場では、日中の様子や夜間の状況など、スタッフ間での細やかな引き継ぎが命です。手書きの記録だと、どうしても書き手の文字のクセが出てしまうため、「他のスタッフがパッと見て正確に読み取れない」「情報共有に齟齬が生じてしまう」といった心配がありました。
重度の方をお預かりする以上、誰が入力しても均一で読みやすく、正確に情報共有ができる仕組みが絶対に必要だと考えていました。そこでタブレット入力ができるソフトを探したところ、「グループホームなら『かべなしクラウド』が対応している」と紹介していただいたのが導入のきっかけです。
ランニングコストとレンタルタブレットが決め手に。
数あるソフトの中から「かべなしクラウド」を選んでいただいた決め手は何でしたか?
かべなしクラウドの一番の決め手となったのは、「費用がそれほど高くなかったこと」と、「タブレットのレンタルを利用できること」です。
グループホームの立ち上げにあたっては、建物の建設や設備など、様々な部分で準備がとても大変でした。そのなかで、かべなしのレンタルタブレットサービスがあったのは非常に助かりましたね。また、ソフトの導入費用を抑えられた点もとてもよかったです。
属人化を排除し、正確でクリアな情報共有を実現
実際に「かべなしクラウド」を導入されて、現場にどのような効果がありましたか?
一番の効果は、「文字のクセや読み間違いによる情報共有のミス」を未然に防げたことです。誰が入力しても均一で読みやすいデータとして残るため、スタッフ全員が同じ情報を正確に共有できています。
職員の多くは日頃からスマートフォンを利用しているため、タブレットでの文字入力にも抵抗がなく、スムーズに使いこなせています。操作で分からない部分はマニュアルを見たり、メールで問い合わせたりしながら習得しています。分からないことがあればサポートデスクにすぐに確認できるため、安心して利用できています。
後継者への引き継ぎを見据え、新たなニーズにも応える事業展開へ
最後に、今後の展望を教えてください。
まずは、このグループホームを重度障害のある方々が心から安心して過ごせる居場所として、しっかりと運営していくことが第一です。
私自身は徐々にフェードアウトし、事業を後継者に引き継いでいきたいと考えています。現在は信頼できる後継者が見つかりつつあるため、その方とタッグを組んで、需要のあるグループホームを新しく開設するか、あるいは一軒家などを利用して軽度者向けの事業を展開していくことも視野に入れています。