「プロジェクトRIN」は2025年6月より「かべなしクラウド」に名称変更しました。
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かべなしクラウドでペーパーレス化を実現!IT人材の送り出しで社会課題の解決を目指す女性社長の挑戦

就労系
Tech.neo 様
  • calendar_month 使用開始2023年
  • person 使用人数12名(2025年4月時点)
かべなしクラウドでペーパーレス化を実現!IT人材の送り出しで社会課題の解決を目指す女性社長の挑戦

課題

  • 事業所追加によりソフトの利用料金が高くなる
  • 利用者のサイン取得の運営方法が自治体ルールと合わない
  • 実績記録は紙での運用で、サインの取得漏れが起きやすい状態

決め手

  • 費用も抑えられ、コスパがいい
  • 電子サインを活用でき、紙運用を減らすことができる
  • 自治体のルールに沿った運営ができる

効果

  • ペーパーレス化で業務効率が高まり、紙代など経費も削減
  • 電子サインで実績記録のサイン取得漏れが減少した

福岡でIT人材を育成し輩出する多機能型事業所「Tech.neo」と「Tech.job」を運営する、株式会社Create様。代表取締役の香月様、サービス管理責任者の宮本様、社会福祉士・支援員の飯盛様に、事業所の特徴やかべなしクラウドを使用した感想などをうかがいました。

(左から)飯盛様、香月様、宮本様にお話をうかがいました。

新しい未来を創る!利用者個々に合わせた教育でIT人材を育成

こちらの法人について教えてください。

(香月様)弊社は就労移行支援・定着支援・就労継続支援A型の「Tech.neo」と、就労移行支援と就労継続支援B型の「Tech.job」、2つの多機能型事業所を運営しています。株式会社Createは、「IT×福祉×創造」で、新しい福祉を創るという想いを込めて立ち上げました。障害のある方が、生き生きと能力を発揮できる未来と社会を創ることを使命としています。

特徴としてはIT人材の育成に特化している点です。利用者の方にはPCを無料貸出し、Adobe Creative Cloudや生成AIを使える環境を提供しています。学習はe-ラーニングを活用して動画で実施しておりますが、ただ動画を視聴するのではなく、利用者の方の特性に合った学習プログラムを、約8500本の動画の中からスタッフが選定します。

閲覧後には課題に着手してもらうことで、知識の定着をはかっています。今ではプログラムやWEBデザインが未経験の方でも、約2週間で作成できるようになっています。

利用者による成果物のイメージ。エンジニアなどITに造詣の深いスタッフが指導している。

なぜIT人材の育成をはじめたのでしょうか。

(香月様)発達障害などの障害の特性は、実はITとの親和性が高いと言われています。例えば、ASDの方は集中力が非常に高く、データに基づく論理的思考に長けているといった特性や、高い集中力からプログラミングとの相性もよく、技術を素早く習得できるといった特性があります。

また、ADHDの方はデザインの感性が豊かな方もいるので、こうした多様な特性がある方々だからこそ、その特性を活かした人材育成をしたいと考えるようになりました。

実績としてはどのくらい就職に繋げられているのでしょうか。

(香月様)Tech.neoの就労移行支援の定員10名に対して、毎年約10名を企業に送り出していて、雇用形態も障害者雇用だけでなく、クローズ就労で就職されている方もいます。また、職種もプログラマーやCADオペレーターなど、それぞれの個性に合った立場で就職できています。

こうした実績もあって入所の希望も増えており、現在は待機も出ている状況です。企業様からも継続的に、新たな人材を採用させてほしいといった声をいただいています。

電子サインを活用して業務フローを効率化。サインの取得漏れも削減

かべなしクラウドを導入されたきっかけを教えてください。

(宮本様)開業時に様々なメーカーからプレゼンを受け、その際は別のソフトを導入しました。ですが、定着支援事業を立ち上げるにあたって、元々のソフトを継続利用すると金額が高くなってしまうことが分かりました。また、定着支援では自治体の規定上、これまで運用していた業務フローをそのまま踏襲することが難しく、以前のソフトでの運営が難しくなったことがきっかけで、ソフトの切り替えを考えるようになりました。

かべなしクラウドでの運用フローは電子サインで効率化ができることがわかり、運用フローの変更と機能がしっかりと合致したこと、コスト面でも合っていたことから、かべなしクラウドに切り替えることにしました。

かべなしクラウドはどのような業務で利用されていますか。

(宮本様)私は個別支援計画の作成、モニタリング、会議録等の帳票作成や管理に活用しています。以前のソフトは個別支援計画や記録が物足りなく、利用者の署名なども全て手書きや印鑑でもらっていたため、ちょっとした印刷の手間などがありました。 その点かべなしクラウドは、毎日実績署名をタブレットで取得できるため、手間がかからず抜け漏れもでません。

「電子サインで毎日署名をもらえるので、取得漏れがなくなった」と話す宮本様。

(飯盛様)私は日々の支援記録に活用しています。支援の一環で利用者の方と企業を見学したり、自習の打ち合わせをしたりと事業所外で活動することがあるのですが、その際に企業様から利用者の方の状況について質問されることもあります。そういった時、かべなしクラウドに支援記録などの情報が全て集約されているので、必要な情報をスムーズに企業に伝えることができてとても助かっていますね。

これまで見てきた事業所は全て紙運用だったので、ここで初めてかべなしクラウドを使ってみて、全てペーパーレスで完了してしまうことに感動したのを覚えています(笑)。

ペーパーレス化で情報を一元管理

特に便利に感じる機能はありますか。

(宮本様)やはりペーパーレスで全てを一元管理できる点が非常に便利です。中でも、個別支援計画の作成やスケジュール管理は特に役に立っています。一目でモニタリングや個別支援計画の作成スケジュールが理解できる他、サインをもらった日時や交付した日時が簡単に確認でき、そのまま利用者や関係機関にメールで交付できる。また、制度上必要な書類作成、説明と同意の署名などができていない場合、エラー表示のアラートがあるので対応漏れを防ぐことができています。

(飯盛様)個別支援計画の同意をいただく際には、かべなしクラウドの電子サインを活用しております。タブレットでいただいた署名はすぐにPDF化され、メールで送信される仕組みになっています。利用者の方からは、「メールで書類が送られてくることで、書類を無くすことなく、自分の経過を振り返ることができて便利」というお声を多くいただいています。

事業所内で動画制作を行う利用者と飯盛様の様子。

導入による効果を教えてください。

(宮本様)例えば日々の支援記録を手書きした場合、ほぼ一日かかるのではないかと思います。かべなしクラウドを使えば、作業時間は20名の記録作成に5名の支援員が対応し、午前と午後に30分ずつで完了できます。 業務単位で見ても、個別支援計画書やモニタリングの署名、関係機関への書類のメール交付によるコスト削減、円滑な情報共有など、業務効率化としてはこれ以上にない効果がでていると感じています。

障害のない社会を実現し、社会課題の解決を目指す

最後に、今後の展望を教えてください。

(香月様)当社は、「雇用を創る、未来を創る、新しい福祉を創る」という理念のもと、ダイバーシティの浸透と新しい福祉のかたちの創造を掲げています。この“Create=創る”という姿勢が、私たちの核となる考え方です。 私たちが目指すのは、障害のある方々が生き生きと能力を発揮し、活躍できる社会の実現です。

また、障害のある方をIT人材として育成し活躍してもらうことは、労働人口減少という社会課題へのアプローチにもなりえます。私はこの事業を通して医療と福祉、そして企業という3つの視点で地域活性化を促進し、いずれは社会全体の経済の活性化に寄与したいと考えます。

Tech.neo 運営法人:株式会社Create 所在地:福岡県福岡市中央区
Tech.neo HP: https://tech-neo.com/
Tech.job HP: https://tech-job.jp/
Tech.neo アカウント: @techneo_tenjin
Tech.job アカウント: @tech.job.tenjin

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